高所清掃

高所清掃は通常、屋上からロープを吊る「ロープワーク(ブランコ作業)」や、建物に設置されている「ゴンドラ(常設または仮設)」を用いて行います。ビルやマンションなどの高層ビルで窓ガラスや外壁などの清掃や補修を行う際には必要不可欠な作業で、通常の清掃だけでなく高所でバランスを取りながら清掃をするため、高い技術も必要とされる危険と隣合わせの作業です。また、場合によっては足場を組んだり、クレーン車を使って行う高所清掃もあります。人通りの多い現場などでは、物を落とすだけでも大変危険なので、細心の注意が必要です。

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ロープワーク(ブランコ作業)

定期清掃などで窓ガラスや外壁清掃の際に、一番多く見られるのがこのロープワーク。高層ビルの内壁清掃でも用いられる作業です。屋上など、ロープを固定できる場所にセットし、降下しながら作業を行うのですが、バランスを取りながら作業をするのは高い技術が必要な職人技。地上に降り立つのが難しい現場や、ビルがオーバーハングになっている場合など、ゴンドラでは困難な場合の清掃でも活躍する手法です。ロープのセッティングのみで作業が行えるため、足場を組んだりする必要がなく、最小限の経費で作業を行うことができます。

屋上から下降しながら清掃する様子

ゴンドラを用いての清掃

高層ビルやタワーマンションなど、屋上にゴンドラが常設されている建物では、ゴンドラをお借りして作業を行います。また、修繕工事中の建物などでは仮設ゴンドラを使用することも。ゴンドラにはさまざまなタイプがありますが、ロープワークよりも安定しており、設備によってはふたりで作業することもできます。また、多少足場が確保できるので軽量の道具であれば持ち運びながら作業することができるのも、ゴンドラ清掃のメリット。足場があるとはいえ高所作業に変わりはないため、ゴンドラを操作するためにはゴンドラ講習の受講が必須です。

屋上に常設されたゴンドラ

高所作業車・ローリングタワーを用いての清掃

看板清掃や管球交換、ソーラーパネル清掃、アトリウム(ガラスやアクリルパネルなど光を透過する材質で覆われた大規模な空間)清掃、建物の形状によりロープ作業やゴンドラを使用できない現場などでは、高所作業車や足場(ローリングタワー)を使用して清掃を行うことがあります。高所作業車は最大で40mほどまで伸びるため、様々なシーンで活躍します。ブランコやゴンドラと異なり、しっかりとした床があるため重量物を持ち運ぶ事ができ、安定した体勢で細かい作業を行えるというメリットがあります。

通常では行えない場所の清掃もできる

高所清掃で活躍するどうぐたち

ロープワーク道具一式

ロープ、カラビナ、ハーネス、ヘルメットなど、本格的なロッククライミングと比べても遜色のないロープワーク道具。命の危険と隣り合わせの現場では、安全のために道具のメンテナンスもかかせません。ビルの屋上などにロープを固定し、降下しながら外壁や窓ガラスの清掃を行います。

ゴンドラ

商業施設やショッピングモールなどに常設されているゴンドラや補修工事のために仮設されているゴンドラがあります。ゴンドラの操作はゴンドラ特別教育の修了者でなければ行えません。

ローリングタワー

工事現場などで見られる足場。5段組にすれば約10mまで作業可能です。ホール内など、重機を搬入することができない場所などでも使用することができます。

高所作業車

10m〜40mまでの高さをカバーでき、ロープやゴンドラでの作業が行えない場所など、いざというときに活躍するのがこの高所作業車です。足場があるため、重い道具を使用する清掃を高所でも行うことができます。専門のオペレーターが操縦を行うため、安心です。

ガラス洗浄機「アクアクリーン」

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